ここは、日本の南の島。 海を渡れば、すぐそこは蝙蝠が幸せを運んでくると言われる中国。 そんな島の、山の奥深く。 黒くうごめく毛モノがいました。 彼の名前はクビワオオコウモリ。 最近、嵐が少ないと聞いたので、ここへ引っ越して来たのです。 時は夕暮れ。 そろそろ野山を降りて、田んぼに行って、ご飯を食べようか、と、山に生えている一本の木の枝にぶら下がって、眠い目を見開いた時のことです。 （なんじゃこりゃあ・・・） 田んぼの方向を見た瞬間、その向こうにキラッキラ輝く大きなものが見えました。 その中には、四角いもの、細長いもの、ひゅうひゅうと動くもの、色々な光の点が見えました。 おまけに耳には変なじーーーーっという音も聞こえて来ます。 『夜にね、とてもキラキラ光るところはあまりいかないほうがいいよ、目がクラクラして頭がおかしくなっちゃう。』 引っ越す前に友達から聞いた忠告が、頭をよぎりました。 （これのことか...田んぼまでなら大丈夫かな。） クビワオオコウモリは、光の手前の田んぼのところまで行きました。 「あ！なんか飛んでる！こうもりだ！」 「！？」 不意に人間の声が聞こえて、クビワオオコウモリは慌てて民家の軒先に捕まりました。 （なんだよ...いきなり言うなよ...） クビワオオコウモリは、自慢の翼で顔を隠しながら思いました。 「へぇ、ほんとに逆さまにぶら下がるんだ...」 「なんか不思議だね。」 人間たちはそう言いながら去って行きました。 （はぁ。これじゃあのんびり外回りもできないじゃないか。） クビワオオコウモリは思っていました。 その後も周りを警戒しながら飛び回り、なんとか空腹はしのげました。 だんだん空が明るくなって、眠くなってきました。 「うわあ！！！」 突然近くで人間の声が聞こえて、クビワオオコウモリは飛び起きて、山に帰りました。 （びっくりした...すごい怖かったけど、すごい楽しかったな。） クビワオオコウモリはそう思って巣の中で安心して眠りましたとさ。 おしまい。 サイズ：106x76mm 素材：レザー ●検索ワード かっこいい かわいい アニマル あにまる 動物 どうぶつ とり 鳥 トリ ばーど バード bird iPhone アイホン あいほん あいふぉん アイフォン アンドロイド カードケース ICカード 定期入れ 充電器 おとなしい にぎやか きれい おしゃれ やさしい おもしろい 面白い 個性的 たのしい 楽しい 細かい アート 絵画 水彩 ペン ◆配送の注意 発送までの日数（パスケース裏が白、グレーのもの→15日程度/茶色のもの25日程度） 返品、交換は基本的には受け付けておりません。 サイズによっては配送方法が変更となる可能性があります。 商品について、梱包前に検品しますが、発送後の破損については責任を負いかねますのでご了承ください。

ここは、太平洋に浮かぶ島「ニューギニア島」。 その南に茂る森の中。 ある天気のいい日、森の中の大きな木が一本、不自然に揺れていました。 周りにガサガサと葉擦れの音が響きます。 その木の根元には、一匹の大きなハナブトオオトカゲがいました。 どんどんどん、どどんがどん ハナブトオオトカゲは、木の幹をリズムよく叩いていました。 何度かそれを繰り返し、木の幹から一歩、後ろに下がります。 「う〜ん、なんかちがうんだよなぁ…」 ハナブトオオトカゲは、木の幹を眺めながら呟きました。 そして、もう一度、木の幹を叩きます。 「ぉおお〜い、もういい加減にしてくれよ。ゆっくり休憩もできやしない。」 木の幹を叩いているハナブトオオトカゲの耳に聞こえたのは、一回り小さなハナブトオオトカゲでした。 「ん？だれだ？君は。」 「誰だ？じゃないよ。そこの木の陰でゆっくり休憩しようと思っているのに、お前さんの乱暴な音で休憩すらできないんだ。何をしているんだい？」 「あぁ、わるい。ごめんな。実は、明日、森の演奏会があって、僕はそのドラムを担当するんだ。」 「ドラム？？？それにしちゃ半端なリズムだな。どれ、僕にもやらせてくれ。」 小さなハナブトオオトカゲは、大きなハナブトオオトカゲから話を聞きながら、ドラムのリズムで木の幹を叩きました。 「ほほう、おまえさんは、ここが苦手なんだね。」 「苦手というか、しっくりこないんだ。」 「なるほどなるほど。確かにちょっと難しい。」 小さなハナブトオオトカゲは、トントンと幹を叩き、大きなハナブトオオトカゲの話に頷きました。 二人で何度も叩いているうちに、小さなハナブトオオトカゲはあることに気がつきました。 「ドラムは、一人でやるのかい？」 「ああ、そうだ。他にできるのがいなくてね。」 「じゃあさ、僕も入っていいかい？」 「えっ、何言ってるんだい、森の仲間たちに話さなきゃいけないぞ。」 大きなハナブトオオトカゲは目を丸くしました。 その瞬間、木の幹の間からぴよぴよ、と鳥が現れました。 それにつづくように、森の仲間たちが現れました。 「いいよいいよ！たくさんいた方が賑やかで楽しい！」 「ドラムが二人！重厚感ある音楽になりそうだ！」 「僕たちも練習しよう！」 森の仲間たちはドラムの練習に合わせて持ってきた楽器を鳴らしてみたり、歌ってみたりとその日は賑やかになりました。 そして、演奏会当日。 たくさんのお客さんを楽しませましたとさ。 おしまい。 サイズ：106x76mm 素材：レザー ●検索ワード かっこいい かわいい アニマル あにまる 動物 どうぶつ とり 鳥 トリ ばーど バード bird iPhone アイホン あいほん あいふぉん アイフォン アンドロイド カードケース ICカード 定期入れ 充電器 おとなしい にぎやか きれい おしゃれ やさしい おもしろい 面白い 個性的 たのしい 楽しい 細かい アート 絵画 水彩 ペン ◆配送の注意 発送までの日数（パスケース裏が白、グレーのもの→15日程度/茶色のもの25日程度） 返品、交換は基本的には受け付けておりません。 サイズによっては配送方法が変更となる可能性があります。 商品について、梱包前に検品しますが、発送後の破損については責任を負いかねますのでご了承ください。

ここは、太平洋に浮かぶ島「ニューギニア島」。 その南に茂る森の中。 ある天気のいい日、森の中の大きな木が一本、不自然に揺れていました。 周りにガサガサと葉擦れの音が響きます。 その木の根元には、一匹の大きなハナブトオオトカゲがいました。 どんどんどん、どどんがどん ハナブトオオトカゲは、木の幹をリズムよく叩いていました。 何度かそれを繰り返し、木の幹から一歩、後ろに下がります。 「う〜ん、なんかちがうんだよなぁ…」 ハナブトオオトカゲは、木の幹を眺めながら呟きました。 そして、もう一度、木の幹を叩きます。 「ぉおお〜い、もういい加減にしてくれよ。ゆっくり休憩もできやしない。」 木の幹を叩いているハナブトオオトカゲの耳に聞こえたのは、一回り小さなハナブトオオトカゲでした。 「ん？だれだ？君は。」 「誰だ？じゃないよ。そこの木の陰でゆっくり休憩しようと思っているのに、お前さんの乱暴な音で休憩すらできないんだ。何をしているんだい？」 「あぁ、わるい。ごめんな。実は、明日、森の演奏会があって、僕はそのドラムを担当するんだ。」 「ドラム？？？それにしちゃ半端なリズムだな。どれ、僕にもやらせてくれ。」 小さなハナブトオオトカゲは、大きなハナブトオオトカゲから話を聞きながら、ドラムのリズムで木の幹を叩きました。 「ほほう、おまえさんは、ここが苦手なんだね。」 「苦手というか、しっくりこないんだ。」 「なるほどなるほど。確かにちょっと難しい。」 小さなハナブトオオトカゲは、トントンと幹を叩き、大きなハナブトオオトカゲの話に頷きました。 二人で何度も叩いているうちに、小さなハナブトオオトカゲはあることに気がつきました。 「ドラムは、一人でやるのかい？」 「ああ、そうだ。他にできるのがいなくてね。」 「じゃあさ、僕も入っていいかい？」 「えっ、何言ってるんだい、森の仲間たちに話さなきゃいけないぞ。」 大きなハナブトオオトカゲは目を丸くしました。 その瞬間、木の幹の間からぴよぴよ、と鳥が現れました。 それにつづくように、森の仲間たちが現れました。 「いいよいいよ！たくさんいた方が賑やかで楽しい！」 「ドラムが二人！重厚感ある音楽になりそうだ！」 「僕たちも練習しよう！」 森の仲間たちはドラムの練習に合わせて持ってきた楽器を鳴らしてみたり、歌ってみたりとその日は賑やかになりました。 そして、演奏会当日。 たくさんのお客さんを楽しませましたとさ。 おしまい。 対応機種：各種iPhone/iPod/iPad/マイクロUSB対応スマートフォン/Wi-Fiルーター 素材：ABS（プラスティック）樹脂 規格 給電可能回数：約2回 蓄電可能回数：約500回 電池の種類：リチウムポリマー電池 重量:155g ▼諸元表 電池容量：5000mAh 充電時間：約4時間 使用回数：約500回 ※メーカー試験結果に基づく目安です 過充電、過放電、ショート、発熱時、の自動停止機能あり 6.5センチｘ12.3センチ 厚さ13.3ミリ 155ｇ 返品、交換は基本的には受け付けておりません。 発送までの日数は多めにとってあります。 商品について、梱包前に検品しますが、発送後の破損については責任を負いかねますのでご了承ください。 同梱ケーブルについて 本体充電用USB-MicroUSBケーブル（約25cm） iPhoneの充電にご利用の場合、別途USB端子のiPhone充電ケーブルをご用意ください。